この度、ビジョンプロジェクター・田中美紀さんに当社のビジョンを絵画にしていただきました。テーマは「GRAND DESIGN QUEST〜人と土地の未来を探求する冒険の旅~」。一枚の絵の中に、僕の過去から未来への道標とグランドデザインオフィスが描く会社のビジョンが表現されており、まさに僕自身とも言える絵画になっています。早速、東広島事務所に飾りました!
田中さんとは出会いは2022年の5月。おりづるタワーのWALL ART PROJECTで第6層目のアーティストとして制作途中だった田中さんに声をかけたのがきかっけです。田中さんとお話をする中で「思考を視覚化する」というテーマでさまざまな企業のビジョンを絵画にしていることを伺い、その場でお願いをしました!
依頼時のオーダーは、「業界の過去現在、可能性溢れる未来を示し、社内に共有したい」ということ。チームの取り組みで必要なことは“ビジョン”の共有です。経営者と従業員の間の溝を少しでも埋め、同じ目標を持てるようになれば…と思いこのテーマで依頼をしました。
田中さんに「土地家屋調査士や測量の仕事は、さまざまな能力を持つスタッフがチームとなり、課題を解決していく仕事です。仲間とともに挑み、成長していく様子はRPG(ロールプレイングゲーム)のドランゴンクエストのようなもの」とお話したところ、今回の象徴となるドラクエモチーフが決まりました。
さてみなさん、中央の不死鳥ラーミア(※)に乗っているキャラクターのアイテムをご覧ください。勇者は「土地家屋調査士の微章(盾)」、僧侶は「パソコン」、魔法使いは「ドローン」など、当社の職種に関わる職業に置き換えられているのです。他にも、測量の歴史を島に見立てたり(下部一帯)、3D測量ソフトパーツを当社の企業理念に絡められていたり。絵のパーツ一つ一つに意味や僕の想いやこだわりを詰め込んでくださいました。ちなみに私のキャラクターはもちろん勇者です!
(※)ドラゴンクエストⅢで登場する巨大な鳥。世界中のあらゆる陸地に着陸することができるシリーズ初の空を飛ぶ乗り物。
絵画が出来上がるまで、田中さんとの対話を何度も重ねてきました。自分の半生の振り返り、現状の状況を見直し、そして未来への展望を改めて整理する機会になりました。経営者の方は日々の業務やマネジメントの中で、会社が掲げていた当初のビジョンを見失うことがあるのではないでしょうか。僕にとってこの絵は原点に戻れる一枚。会社を運営するにあたり、紆余曲折したり、壁にぶつかったりすることもあるかと思いますが、この絵が心の拠り所でもあるので、大切にしたいと思います。
絵画の納品時に、対になる一枚をサプライズでいただきました。キャンバスに真っ白く塗られた正方形の絵。これは右中間にあるキューブの一部が飛び出てきたというストーリーだそうです。白い絵画を眺めながら、当社がどんな未来を歩むのか…絵画を眺めながら思いを巡らせています。せっかくなので、今回この真っ白な絵に田中さんにサインを入れていただきました。サインがあるだけで価値がぐっと高まりますね。
この2枚の絵は東広島オフィス(広島県東広島市西条昭和町13-35)に飾っています。お立ち寄りの際は、ぜひご覧になってくださいね。
<Profile> 田中美紀(たなかみき)さん
神石高原町出身。「ビジョンを視覚化する」をコンセプトにオーダーメイドの絵画を制作しています。現在は福山市を拠点に活動中です。詳しくは田中さんのホームページをご覧ください。
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