みなさん、こんにちは!
弊社では一体どんな業務をしているのか?そんな疑問にお答えするため、今回は土地・不動産調査の3次元化について解説します。
今、I Tの進歩により不動産の「調査・測量・登記」に関わる土地家屋調査業界においてもデジタルシフトが急速に進んでいます。これまで土地又は家屋に関する調査及び測量は、地形や建物を人力で測量し「点と線」で平面(2次元)データに落とし込むのが主流でした。
なぜ、ここまで急速に進んでいるかというと…
「圧倒的に効率が良い!」からです。作業の時短、正確性、保存性どれをとっても効率的。時間と手間と労力が一般測量の大幅に削減できるのです。人的コストが半分以下となると、生産性がぐっと上がりますよね!
何よりも3次元測量はクライアント様にメリットが大きい!現場の作業時間が少なくなるので、周辺環境及び近所の方への影響も少ない。加えて、3次元データを残すことで、直感的にデータを把握できるのでお客さん自身も測量の内容を理解しやすくなります。また、他事業に展開したりすることもできるので応用可能なデータが納品できます。
それでは、測量の3次元に必須のアイテムをご説明します。大きくは「3次元レーザースキャナー」と「ドローン」です。
以下にポイントをまとめてみました。
対象物にレーザーを当てて立体の情報をスキャニングするものです。県内では珍しい「Leica BLK360」を導入しています。
写真のように一箇所の測定位置から一秒間に数十万本以上のレーザーを発射し、360度すべての物体との距離や角度を正確に測ります。
全てタブレットで遠隔操作。Leica BLK360と身一つでスキャニングしていきます。機材も軽く移動時間もスピードアップ。新人さんでも簡単に操作できます。
上記がレーザーによって収集された「点群」と呼ばれるデータです。よく見てみてください。無数の点(球体)の集合体によってできています。
上空からドローンで地表を撮影し点群データ化するものです。測量エリアに対し、予め定めた標点を重複させながら写真を複数撮影し、点と点を合わせるように写真をつないでいき、距離や高さ、地形状態のデータを取得していきます。手法は違いますが、3次元レーザースキャナーと同じ情報を収集することができます。
などです。
これは測量業界のスタンダードです!この最新技術を駆使して新しい取り組みをすでに進行中!
事例や業務実績を今後ご紹介していきます。
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